先月のことなのですが、
授業課題が大アンコールワット展のチケット(77mm×187mm)作成でした
作品を作る度、毎回コンセプトシートと言う用紙に
・コンセプト
・誰に伝えたいか
・使いたいテキスト(文字・文章)の優先順位1・2・3
・どう表現するか
・ラフ画
を記入します
アンコールワット遺跡って?プノンペンってどこにあるんだろ?カンボジアかぁ・・・
などなど、アンコールワットの地理・歴史のお勉強から
サブタイトルに使う文字、『壮麗』とはどんな状態を表す言葉なのか?とか
国語のお勉強になったり・・・
このコンセプトシート仕上げるまでが、すごーく時間がかかるんです
1日いや・・・2日費やすかな
そうして、コンセプトシートと頭の中のイメージとを
フォトショップやイラストレータなどソフトを使って映像化
できる限りイメージ通りのものを作ります
よし!できた!!と思ったら、いざプリントアウト
結構緊張の瞬間なのです
画面上で見るのと、紙に印刷されたのでは、色や字の大きさなど
イメージがだいぶ違ったりするんで
そしてドキドキしながら先生のデスクへ持ってゆくと・・・
こうして、い〜っぱい赤ペンでダメ出しされます
繰り返し繰り返し
が出るまで手直しして
完成
神秘的な雰囲気を伝えたく、渦巻く雷雲と寺院の画像を合成して
古代遺跡っぽさを出すのに、下部の背景にクメール文字の画像を使いました
こうして
が出た作品はコンセプトシートと共に教室に張り出されます
クラスメート24人24色(夜の部の生徒さん合わせると38人だったかな!?)
それぞれの個性的なアイデア&デザイン
ずらっと眺めるだけでも勉強になります
こんな感じで
デザインに関すること、感性やセンスを磨くことはもちろんですが、
日々色んなことを学ばせてもらっています
そして、色んなことを知る楽しさを感じています
『学問のすすめ』なんて難しいこと言えませんけど
知ることのすすめ!くらいかな
頭の回転はだいぶ衰えましたけど、学ぶ意欲に年齢は関係ナイナイ